サーボモーターのしくみ
サーボモーター(SERVO MOTOR)は、位置や速度などをプログラミングで制御出来るモーターです。角度範囲は約180度。
構造的にも約180度しか動きませんので、最初にホイールガイドや、モーター軸などの部品を付ける場合、サーボモーターの角度範囲にご注意ください。
また、サーボモーターと部品が繋がる部分は六角形になっていますので、サーボモーターの角度が同じでも、部品の方の取付け角度により次の図のように違いが生じます。
サーボモーターの中心の出し方
組立ての時は、一度ホイールガイドなどを取付け、手動でサーボモーターの回転が止まるまで回し、そこから反対方向に90度回せば約90度の地点がわかります。
また、裏技気味になりますが、TronZ-Card V2を使い、ダウンロードする時の状態にして[SERVO]命令の値を変更するとサーボモーターが連動します。
※エースラボ2では出来ません
◆TronZ-Card V2を使った確認手順
- パソコンとプログラムコントローラーをダウンロードケーブルで繋ぎます
- サーボモーターをプログラムコントローラーの【SERVO1】に繋ぎます
- プログラムコントローラーのモードスイッチをDOWNにし電源を入れます
- TronZ-Card V2でSERVO1の命令を挿入します
- 値決定画面でサーボモーターの角度を調整すると、連動してサーボモーターが動きますので、値を10にすればサーボモーターは約90度の位置になります