ロボットプログラミング 教材 ろぼたみくらぶ
ロボットプログラミング教材ろぼたみくらぶ

[SPEED]と[SPEED0][SPEED1]のしくみ


SPEED=値SPEED0=値SPEED1=値は、DCモーターの回転速度を制御する命令です。
これらの命令だけではDCモーターは回転しませんので、[GO]や[CW]などのDCモーターが回転する命令も必要になります。

この3種類の命令は、DCモーターの回転を制御する命令と関係があり、以下がそれぞれ効果対象となる命令です。

SPEED=値は、GO=値BACK=値RIGHT=値LEFT=値の命令で回転するDCモーターに対して有効です。

SPEED0=値は、CW=0CCW=0の命令で回転するDCモーターに対して有効です。

SPEED1=値は、CW=1CCW=1の命令で回転するDCモーターに対して有効です。

しくみのポイント[SPEED]はDCモーター両方の回転を制御する命令に対して有効。
[SPEED0][SPEED1]はDCモーターを個別に制御する命令に対して有効。

値について

”値”は、DCモーターが回転する速さです。1から5までの設定値があり、5が一番速く回転します。※通常時は5の速さ。

使い方

基本的には、DCモーターを回転させる命令より先に挿入します。

 

逆だと効果がありません。既に回転しているDCモーターの速度を変えたい場合は、[SPEED=1]の後にもう一度[GO=0]などの命令を入れれば効果が出ます。

 

ループしていれば、プログラムが一周して[GO]に対し効果が出ます。

 

[SPEED0]と[SPEED1]も同じ要領でDCモーターを個別に制御します。